木村さん知事賞 埼玉新聞社賞に斎藤寧樹さん

F部門で金賞を受賞した斎藤里菜さん=6日、さいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場

 第27回彩の国・埼玉ピアノコンクール本選は、10月29、30日、11月3、6日の4日間にわたって行われ、A〜F部門とアマチュア部門の金賞受賞者が決定した。今回は375人のうちから計106人が本選に挑んだ。各部門の金賞受賞者には県知事賞など特別賞が贈られた。

 本選には、A部門15人、B部門25人、C部門17人、D部門10人、E部門16人、F部門12人、アマチュア部門11人が出場し、金賞を目指して課題曲や自由曲を演奏。表現力や技能を競った。

 表彰式は、各部門の入賞者が舞台に上がり、金賞受賞者が代表して表彰を受けた。審査員による各部門の講評が行われ、難関のF部門については、梅谷進審査委員長(元上野学園大学教授)が「全体としてステージに乗せるまでに練り込みが不足していたが、金賞の斎藤(里菜)さんは完成度が高かった。来年はさらにレベルの高い演奏を期待したい」と述べた。

 F部門(大学生・一般)金賞の斎藤里菜さんには、審査委員長賞が贈られた。高校生のE部門金賞の斎藤寧樹さんには埼玉新聞社賞と彩の国・埼玉ピアノコンクール賞が、中学生のD部門金賞の木村彩華さんには県知事賞が贈られた。

 A部門(小学1、2年生)金賞の陣内紗和子さんにはテレ玉賞、B部門(小学3、4年生)金賞の田渕里奈さんに県芸術文化祭実行委員会会長賞、C部門(小学5、6年生)金賞の塙未羽さんには県教育委員会教育長賞が贈られた。協賛社からは、金賞受賞者にヤマハ賞、銀賞受賞者にイオンリテール賞が贈られた。

■自分追い込み最高位/F部門金賞・斎藤里菜さん

 輝かしい照明を受ける表彰式の壇上に上がったとき、目にうっすらと涙がにじんでいた。最難関のF部門で金賞を受賞した東京芸術大2年生の斎藤里菜さん(19)=戸田市=は「胸を張って次のステップに進める」と晴れ晴れとした表情で語った。

埼玉ピアノコンクール出場歴は8回。初めて参加した小学校1年生の時にA部門でいきなり銀賞。翌年は銅賞を取るも、その後は賞から遠ざかった。「今年で最後の出場にしよう。絶対に金賞が欲しい」。その思いで臨んだ今年、本選での自由曲はスクリャービンの「ピアノソナタ第3番嬰へ短調作品23」を選んだ。

自分を追い込むためにあえて初めて演奏する曲を選択。本選までの練習期間は1カ月しかなく、不安でいっぱいだったが「4歳からピアノを師事した奥田和子先生と両親に恩返しがしたい」と練習を積み重ね、最高位をつかんだ。

夢はピアニスト。「国際的なコンクールに挑戦したい」と意欲を語った。

■入賞者

 【A部門】▽銀賞=矢崎俊(寄居町)持田ひより(寄居町)▽銅賞=白浦陽奈(春日部市)川野優維(桶川市)渥美利心(さいたま市)▽特別奨励賞=向井優陽(草加市)水谷怜央(さいたま市)片野結愛(さいたま市)

 【B部門】▽銀賞=渡辺結菜(さいたま市)上村桃羽(春日部市)▽銅賞=後藤愛結(さいたま市)森地陽菜(さいたま市)大沢奈央(さいたま市)▽特別奨励賞=越前茜(春日部市)関優衣(宮代町)飯沼優輝(春日部市)

 【C部門】▽銀賞=飼馬凛(さいたま市)▽銅賞=真鍋響都(宮代町)中嶌日南(ふじみ野市)▽特別奨励賞=宮西真央(さいたま市)横山碧(ふじみ野市)

 【D部門】▽銀賞=村主歩夢(伊奈町)▽銅賞=佐藤寧子(越谷市)▽特別奨励賞=小林明花(宮代町)新保結菜(滑川町)

 【E部門】▽銀賞=森下俊(富士見市)新井瑛久(ふじみ野市)▽銅賞=永嶋千春(熊谷市)佐伯涼真(さいたま市)▽特別奨励賞=大友マリア(東松山市)有田花(東京都大田区)二瓶翔(東京都板橋区)

 【F部門】▽銀賞=秋林佑奈(越谷市)▽銅賞=沼田昭一郎(北本市)▽特別奨励賞=伊藤文子(川越市)

 【アマチュア部門】▽銀賞=工藤瑞子(東京都豊島区)▽銅賞=中島奈津子(桶川市)▽奨励賞=金子裕子(神奈川県横浜市)粉川恭子(久喜市)鳥井田詩乃(戸田市)大崎直子(宮城県仙台市)

 =敬称略=

本選に106人選出 A〜F、アマ部門

 第27回彩の国埼玉ピアノコンクールA〜F部門の準本選とアマチュア部門の予選が17〜19、22、24日の5日間、さいたま市中央区のさいたま芸術劇場で行われ、本選出場者106人が決まった。

 A部門(小学1、2年生)15人、B部門(小学3、4年生)25人、C部門(小学5、6年生)17人、D部門(中学生)10人、E部門(高校生)16人、F部門(大学生、一般)12人が準本選を通過。アマチュア部門(音楽専門機関などで学んだことのない満19歳以上)11人が予選を通過した。本選のA部門は11月6日、B・C・D部門は10月30日、E・アマチュア部門は11月3日、F部門は10月29日に同劇場で行われる。

 準本選の審査は、梅谷進・元上野学園大教授、ピアニストの岡本愛子氏、北川暁子東京芸術大名誉教授、岡田敦子東京音楽大教授、菊地麗子東京音楽大教授、黒川浩フェリス女学院大教授、小林功愛知県立芸術大講師、堺康馬武蔵野音楽大教授、大導寺錬太郎県立大宮光陵高講師、杉直樹前日本ピアノ教育連盟理事、竹内真紀日本女子大非常勤助手、中井正子東京芸術大講師、中野孝紀東京学芸大教授、秦はるひ前東京芸術大講師、三国正樹群馬大教授、柳沢美枝子上野学園大名誉教授が担当した。

 本選出場者は次の通り(敬称略)。

 【A部門】

 19日=陣内紗和子(さいたま)荒井建人(川口)竹島涼乃(さいたま)安藤優希(さいたま)矢ア俊(寄居)川野優維(桶川)水谷怜央(さいたま)

 22日=野村哲史(鴻巣)渥美利心(さいたま)持田ひより(寄居)白浦陽奈(春日部)片野結愛(さいたま)

 24日=向井優陽(草加)佐藤凛夏(さいたま)木場優衣(さいたま)

 【B部門】

 19日=土屋愛菜(春日部)片山紗希(さいたま)山口コウ(久喜)北林亜弥音(加須)林海里(東松山)上村桃羽(春日部)田渕里奈(さいたま)越前茜(春日部)後藤愛結(さいたま)栗原歩武(川口)中原琉愛(さいたま)

 22日=栗原愛佳(戸田)渡辺結菜(さいたま)森地陽菜(さいたま)柏浦麻琴(さいたま)関優衣(宮代)大沢奈央(さいたま)海老沢彩絵(さいたま)大東真帆(宮代)飯沼優輝(春日部)

 24日=張替優成(蓮田)錫木美遥(さいたま)丸岡千鶴(戸田)松崎蒼空(久喜)木村琴音(川越)

 【C部門】

 19日=渡辺果琳(さいたま)鈴木日花里(さいたま)立石龍之介(入間)阿部咲佳(さいたま)真鍋響都(宮代)満山瑞咲(さいたま)遠山心温(戸田)塙未羽(春日部)

 22日=宮西真央(さいたま)志田紗雪(川口)横山碧(ふじみ野)岡田真子(さいたま)中嶌日南(ふじみ野)飼馬凜(さいたま)

 24日=紺野南帆(坂戸)田夏葵(さいたま)林結以花(富士見)

 【D部門】

 19日=花沢仁美(さいたま)村主歩夢(伊奈)佐藤寧子(越谷)

 22日=佐藤小凪(宮代)新保結菜(滑川)木村彩華(さいたま)小林明花(宮代)

 24日=吉田優香(北本)田中理咲(富士見)与沢悠作(ふじみ野)

 【E部門】

 19日=大友マリア(東松山)近藤菜月(大田)永嶋千春(熊谷)山口ほのか(江東)有田花(大田)

 22日=佐伯涼真(さいたま)斎藤寧樹(さいたま)森下俊(富士見)尾田萌々香(野々市)林田茉夕(練馬)

 24日=二瓶翔(板橋)橋穂乃香(大田)矢部朋(深谷)井上みのり(久喜)新井瑛久(ふじみ野)黒沢優芽(調布)

 【F部門】

 17日=岡村梨奈(国分寺)伊藤文子(川越)藤本日向子(小金井)斎藤里菜(戸田)石井愛理(横浜)水村朗(ふじみ野)末広菜々枝(志木)斎藤茉奈(入間)坂本樹里(ふじみ野)

 18日=横井彩乃(清瀬)秋林佑奈(越谷)沼田昭一郎(北本)

 【アマチュア部門】

 17日=金子裕子(横浜)根岸和将(坂戸)中島奈津子(桶川)粉川恭子(久喜)鳥井田詩乃(戸田)工藤瑞子(豊島)

 18日=論田光(豊中)大崎直子(仙台)阿部はるか(幸手)阿部祥歩(さいたま)斉藤優理(加須)。

   

 第27回彩の国・埼玉ピアノコンクールのA〜D部門が7月29日、8月1〜3日の4日間、さいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場で行われ、準本選進出者133人が決定した。

 A部門(小学1、2年生)は33人、B部門(小学3、4年生)は45人、C部門(小学5、6年生)は34人、D部門(中学生)は21人が予選を通過。いずれの部門も準本選は、9月19、22、24日に同劇場で行われる。

 予選の審査員は、梅谷進元上野学園大教授(審査委員長)、ピアニストの岡本愛子氏(審査副委員長)、岡田敦子東京音楽大教授、小林功愛知県立芸術大講師、堺康馬武蔵野音楽大教授、大導寺錬太郎県立大宮光陵高講師、高杉直樹前日本ピアノ教育連盟理事、竹内真紀日本女子大非常勤助手、中井正子東京芸術大講師、中野孝紀東京学芸大教授、三國正樹群馬大教授、村上弦一郎桐朋学園大教授、弓削田優子県立大宮光陵高講師が担当。

 予選通過者は次の通り(敬称略)。

 【A部門】

 7月29日=陣内紗和子(さいたま)小峰涼佑(富士見)安藤優希(さいたま)鄭子初(さいたま)渥美利心(さいたま)矢ア俊(寄居)鵜飼颯汰(和光)佐藤凛夏(さいたま)向井優陽(草加)持田ひより(寄居)

 1日=吉田蕗生(行田)水谷怜央(さいたま)河村莉奈(さいたま)遠山柚子(蕨)片野結愛(さいたま)岩井奏樹(富士見)徳田裕斗(春日部)加藤彩(さいたま)野村哲史(鴻巣)木場優衣(さいたま)

 2日=竹島涼乃(さいたま)荒井建人(川口)松本琉風(さいたま)鶴淵美紗(上尾)楠日向佳(上尾)佐藤郁香(さいたま)

 3日=川野優維(桶川)張替優里奈(蓮田)小沢友理恵(さいたま)岡野幸太(白岡)三浦美乙空(さいたま)八束航輝(三郷)白浦陽奈(春日部)

 【B部門】

 7月29日=山口コウ(久喜)林海里(東松山)田渕里奈(さいたま)大畑夏希(川口)服部羽衣(越谷)片山紗希(さいたま)錫木美遥(さいたま)守野百合佳(さいたま)川島麻央(さいたま)金杉芽実(川越)森地陽菜(さいたま)越前茜(春日部)中曽根優花(戸田)木村琴音(川越)相原一輝(上尾)中原琉愛(さいたま)小林幹太(深谷)

 1日=後藤愛結(さいたま)上村桃羽(春日部)千葉玲奈(ふじみ野)小林春奈(さいたま)坂口浩隆(川口)大東真帆(宮代)福島千夏(深谷)飯沼優輝(春日部)松本瑞生(春日部)

 2日=栗原歩武(川口)原田侑奈(戸田)張替優成(蓮田)柏浦麻琴(さいたま)関優衣(宮代)渡邉結菜(さいたま)海老澤彩絵(さいたま)伊藤智大(戸田)樋口うた(さいたま)

 3日=土屋愛菜(春日部)杉谷優衣(富士見)北林亜弥音(加須)栗原愛佳(戸田)三村心寧(さいたま)加土和香奈(戸田)佐藤佑香(さいたま)松ア蒼空(久喜)丸岡千鶴(戸田)大澤奈央(さいたま)

 【C部門】

 7月29日=鈴木日花里(さいたま)佐藤杏(さいたま)真鍋響都(宮代)満山瑞咲(さいたま)大澤柊介(熊谷)山ア詩歩(さいたま)飼馬凜(さいたま)山縣咲歩(さいたま)田中みのり(熊谷)杉良音(桶川)紺野南帆(坂戸)横山碧(ふじみ野)塙未羽(春日部)

 1日=寺井英穂(幸手)遠山心温(戸田)寒川緋菜野(ふじみ野)大野伶(富士見)相川七海(春日部)

 2日=立石龍之介(入間)阿部咲佳(さいたま)岡田真子(さいたま)志田紗雪(川口)松本陸空(さいたま)菊地紗彩(上尾)

 3日=渡辺果琳(さいたま)宮西真央(さいたま)川越成珠(草加)小泉佳穂(草加)大山大海(草加)築地葵(加須)林結以花(富士見)中嶌日南(ふじみ野)田中花(春日部)田夏葵(さいたま)

 【D部門】

 7月29日=吉田千壽心(春日部)花澤仁美(さいたま)佐藤小凪(宮代)小林愛音(久喜)木榑実季(蓮田)曽我部莉子(深谷)楊亦※(川口) ※は「丹」にさんづくり

 1日=新村百華(さいたま)直江美空(三芳)新保結菜(滑川)岡添未希子(川越)与沢悠作(ふじみ野)田中 理咲(富士見)

 2日=村主歩夢(伊奈)佐藤寧子(越谷)木村彩華(さいたま)柳田莉穂(上里)梅澤愛(加須)

 3日=小林明花(宮代)佐野楓佳(白岡)吉田優香(北本)

E・F部門、57人が準本選進出

 第27回彩の国・埼玉ピアノコンクールのE・F部門の予選会が26〜28日、さいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場で行われ、準本選進出者57人が決定した。

 E部門(高校生)は27人、F部門(大学生、一般)は30人が予選を通過。準本選はE部門は、9月19、22、24日に、F部門は、9月17、18日に同劇場で行われる。

 予選の審査員は、梅谷進元上野学園大教授(審査委員長)、ピアニストの岡本愛子氏(審査副委員長)、北川暁子東京芸術大名誉教授(審査副委員長)、菊地麗子東京音楽大教授、近藤伸子国立音楽大教授、堺康馬武蔵野音楽大教授、椎野伸一東京学芸大教授、竹内真紀日本女子大非常勤助手、柳沢美枝子上野学園大名誉教授が担当。

 予選通過者は次の通り(敬称略)。

 【E部門】

26日=小嶋佳那(春日部)森下俊(富士見)尾田萌々香(野々市)岩田美紗子(上尾)高見沢桃香(鳩山)山北響斗(さいたま)二瓶翔(板橋)船木柳次郎(さいたま)▽27日=渡辺華子(上尾)岸明日香(さいたま)大友マリア(東松山)林田茉夕(練馬)斎藤寧樹(さいたま)佐伯涼真(さいたま)矢部朋(深谷)新井瑛久(ふじみ野)中山真緒(練馬)▽28日=黒沢優芽(調布)橋穂乃香(大田)井上みのり(久喜)山口ほのか(江東)菊池愛奈(つくば)近藤菜月(大田)永嶋千春(熊谷)有田花(大田)松村咲(蕨)小林美友(越谷)

 【F部門】

 26日=角森真帆(文京)關音々子(国分寺)岡村梨奈(国分寺)山本千晶(世田谷)▽27日=新井麻美(さいたま)川口紫織(さいたま)藤本日向子(小金井)石井愛理(横浜)末広菜々枝(志木)松本悠里(文京)千葉れのん(豊島)原由布紀(さいたま)▽28日=沼田昭一郎(北本)渡辺灯人(豊島)山口侑紀(越谷)田畑菜穂(世田谷)亀龍美那子(さいたま)大石彩加(さいたま)横井彩乃(清瀬)秋林佑奈(越谷)田中文子(目黒)斎藤茉奈(入間)伊藤文子(川越)坂本樹里(ふじみ野)川村友美(文京)都築杏(川口)水村朗(ふじみ野)斎藤里菜(戸田)染谷美結(流山)所香菜(練馬)

ページトップへ