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埼玉県公立高校入試問題予想

2018.1.22掲載用

国語(1)

漢字の出題の特徴

 受験本番までの限られた時間の中で漢字の勉強をするには、学習の効率のよさが大切です。そのヒントは実際の入試問題の中に隠されています。過去3年間の問題を見てください。(  )の中は正答率です。

H 29 年度 問1

(1) 話の輪郭をつかむ。(78.2%)

(2) 美しい旋律が流れる。(88.4%)

(3) はさみで布をつ。(89.1%)

(4) 要点をカンケツに述べる。(50.6%)

(5) 休日はモッパら読書をして過ごす。(33.6%)

H 28 年度 問1

(1) 勢力の均衡を保つ。(79.5%)

(2) 俊敏な動きを見せる。(87.3%)

(3) 命の大切さをす。(48.2%)

(4) 興奮して頬をコウチョウさせる。(17.7%)

(5) 巧みに機械をアヤツる。(68.5%)

H 27 年度 問1

(1) 稚拙な字を書く。(26.9%)

(2) 峡谷を風が吹き抜ける。(33.0%)

(3) 運命に身をねる。(79.0%)

(4) 電車がケイテキを鳴らす。(38.0%)

(5) 夕日が空を赤くめる。(90.8%)

漢字と文法の問題

次の各問いに答えなさい。

問1 次の   部の漢字には読みがなをつけ、かたかなは漢字に改めなさい。

(1)健闘はしたが惜敗した。

(2)幼少時からの知己と再会する。

(3)いまれな才能を持つ人。

(4)職人がパンキジをこねる。

(5)チームのタヅナを引きしめる。

問2 次の   部の動詞の活用形が他と異なっているものを、ア〜エの中から一つ選び、その記号を書きなさい。

 「お客さん! 起きてみよ!」かん高い声である朝、茶店の外で、娘さんが絶叫したので、私は、しぶしぶ起きて、廊下へ出てみた。

 娘さんは、興奮して頬(ほお)を真っ赤にしていた。だまって空を指さした。見ると、雪。はっと思った。富士に雪が降ったのだ。山頂が、真っ白に、光りかがやいていた。御坂(みさか)の富士も、ばかにできないぞと思った。

〔太宰治(だざいおさむ)著『富嶽百景(ふがくひゃっけい)』による。〕

問3 次の   部と同じ意味・用法のものをあとのア〜エの中から一つ選び、その記号を書きなさい。

サイレンの音目が覚めた。

ア 彼は学生、社会人の経験はない。

イ 双方の意見の対立会議が長引く。

ウ 先生もお元気そう安心しました。

エ 幅十メートルの川を泳い渡った。

問4 次の文章は、吹奏楽部の部長による「定期演奏会の挨拶」のための原稿です。   部の敬語の使い方が間違っているものすべて選び、その記号を書きなさい。

 皆様、本日は私たちの定期演奏会にご来場いたしまして、まことにありがとうございます。部を代表してひとことご挨拶を申し上げます

 私たちはこれまで、この演奏会のために日々練習を重ねてまいりました。その成果を、本日たくさんの方々にご披露できることを大変うれしく思っております。一生懸命演奏なさいますので、どうぞ最後まで私たちの演奏をお楽しみください。

問5 次の四字熟語と慣用句に関する会話を読み、空欄A、Bにあてはまる語を、漢字一字ずつ書きなさい。また、空欄Cにあてはまる語を、ひらがな二字で書きなさい。

Aくん

 国語の宿題で、「自」を二回使った四字熟語を調べてみたら、たくさんあって驚いたよ。その中で、「自分が悪いことをしたむくいが自分に返ってくること」という意味のものがあったんだけど、知ってる?

Bさん

 それは「自」ね。「身から出た」という慣用句も同じ意味を表すわ。