ウェアポータル株式会社

チームワークを高め、個々の力を発揮

思いは1つ、良い製品を広めたい

「海外の良い製品を紹介し、使ってもらいたい」と語る加藤千佳社長

受話器を片手に英語でやりとりするウェアポータルの加藤千佳社長。同社は海外のソフトウェア製品を国内で販売、運用し、顧客をサポートする。加藤さんはアメリカの大学を卒業後、ソフトウェア会社に就職。帰国後は、エンジニアとしての経験を積んだ後、同業他社で製品の企画を担当したが、当時の勤め先が業績悪化で危機に陥った。「このまま海外の良い製品を埋もれさせたくない。自分で扱っていこうと決意した」と、2009年に会社を設立した。

「私自身が扱っている製品のファン。選んだ製品が日本の企業に受け入れられて、喜んでもらえるとうれしい。社員も同じ思いで仕事をしている」と話す。壁には色が塗りかけの日本地図が貼られている。「契約を結んだ企業がある都道府県には色を塗る。47都道府県まであと6県。新規契約の時は毎回、皆で喜びあいながら塗っている」と微笑む。

自由に話せる社風づくり

加藤社長(左から2人目)と社員の全員ミーティングは毎日欠かさない

日頃は各自が黙々と仕事をすることが多い中、一日一度は全員参加のミーティングを開く。「自分の意見を話し、共有するようにしている。白熱する時もあるが、納得するまで考える。一体感が大切」と加藤さん。前職で大企業に勤務していた時は、自由に発言できない経験をした。何でも言い合うことで、個人の力が発揮できるよう心掛けている。

「技術職が長い社員もいればIT業界が初めての社員もいる。経験よりもどんな思いで、自らどう働くかが大切」と加藤さん。休みの日に皆で遊園地や買い物に行き、楽しむこともあるという。「仕事と遊びは別」と、笑みがこぼれる。

多様な働き方に挑戦

事務職の女子社員が一昨年から育児休業を取得中で、今年4月に復帰予定だ。同社での育休取得は2人目。「社員も少ないし、不在時にカバーするのは大変な部分もある。でも、会社の理念を理解した人材に戻ってほしいという思いの方が強い」と加藤さんは語る。

職場復帰して慣れないうちは、短時間勤務にするか在宅勤務か話し合いながら考えていくという。「本人は育児と仕事との両立が初めて。我が社でも短時間や在宅の制度利用は初めてのケースになる。やってみなくてはわからない。困ったらミーティングで皆で話し合って考えるのもいい」と、前向きな意欲を見せている。

会社概要

会社名 ウェアポータル株式会社
所在地 川口市栄町3−2−20 川口駅前ビル5F
電話 048−446−7144
創業 2009年
資本金 450万円
代表者 加藤千佳
事業内容 海外ソフトウェア製品の国内販売・製品サポート
従業員数 4人(男性3人・女性1人)