株式会社矢口造園

力強さとしなやかさ、互いに手助け

男女の特性生かし、仕事やりくり

「自然と関わる仕事が好き」と、大塚聡子さん

北本市の矢口造園は1969年創業の地域に根付いた造園業者。社員40人のうち女性は9人。3代目の矢口光太郎専務は女性の活躍推進に関して「男女の特性を活かした仕事のやりくりをしている。男性の力強さと女性のしなやかさが互いに手助けし合うように、バランスを常に考えている」と話す。

一人何役もこなす貴重な存在

公園の指定管理業務を行う内田寿子さん

入社8年目の大塚聡子さんは二級造園施工管理技士、二級土木施工管理技士、一級エクステリアプランナーの資格を持つ。得意先を回って営業活動や造園プランの立案、役所に提出する資料の作成、事務作業もこなすなど、幅広い業務を担当している。

前の会社では事務職だったが出産を機に退社した。「生まれたばかりの我が子を抱いて散歩に出た時、近所にまだ自然が残っているんだなと、感動したのがきっかけ」と大塚さんは振り返る。「次はぜひ、直接自然と関わる仕事をしたいと思ったので、この会社に入社させてもらったんです」と大塚さん。

相談しやすいと感謝されることも

同僚で指定管理業務を担当する内田寿子さんは「スポーツフェスティバルや菊祭りなどのイベントを企画運営しているが、ポスターはすべて大塚さんが作ってくれます。デザインセンスも感性豊かでアピール力抜群なんです」と、頼りにしている。

営業先で「なんで男が来ないんだ」という顔をされたこともあるが、「女性が来てくれたので相談しやすくて良かった」と感謝されるケースも多い。「会社も帰宅が遅くならないように配慮してくれます。職人さんも言葉は荒いけど、親切で手助け上手」と大塚さん。「女はダメというのは偏見だと思っている。私自身は仕事上で、女性だからと困ったことはあまりない」と断言した。

会社概要

会社名 株式会社矢口造園
所在地 北本市古市場2−265
電話 048−591−4593
創業 1969年
資本金 1000万円
代表者 矢口光一
事業内容 造園緑化工事、企画設計
従業員数 40人(男性31人・女性9人)