2017年5月19日(金)

<春季大会>関東大会の見どころ 王座奪還狙う浦学、清宮に挑む徳栄

県大会5試合で5割を超える高打率を誇る5番山本
35回を投げ、防御率1点台と安定した投球を見せた花咲徳栄のエース右腕綱脇

 高校野球の第69回春季関東大会は20日、茨城県の水戸市民、ひたちなか市民で1都7県から18校が参加して開幕する。

 埼玉県勢は県大会5連覇の浦和学院が5年連続18度目、同準優勝の花咲徳栄が2年連続9度目の出場。2年ぶりの頂点を目指す浦和学院は21日、初戦の2回戦で横浜(神奈川2位)と土浦湖北(茨城3位)の勝者とぶつかる。花咲徳栄は21日、初戦の2回戦で早実(東京1位)と対戦する。

 2年ぶりの県勢優勝に挑む両校を紹介する。

■王座奪還へ新戦力台頭 県大会5連覇の浦和学院

 2年ぶりの王座奪還を目指す浦和学院は県大会決勝で見せた勝負強さを改めて発揮したい。

 打撃陣は5番山本にポイントゲッターとしての活躍に期待。長打も打てる1番矢野、3番家盛が高い出塁率でかき回す。県大会でいまひとつ元気がなかった2番杉山、9番森川は夏へ向けて再び勝負強さをアピールしたい。7番本田も高打率をマークしており、下位打線も得点の起点となる。

 投手陣は県大会を終え、新戦力も台頭。防御率0・39で34奪三振の佐野と、抜群の安定感を誇る清水の両左腕が軸。売出し中の右腕近野もおり、層の厚みが出てきた。

 初戦となる2回戦は横浜と土浦湖北の勝者とぶつかる。横浜は秋季関東大会の1回戦で敗れた相手。勝利を手にし、夏前最後の公式戦で成長を感じ取りたい。

■エース安定、清宮に挑む 県大会準優勝の花咲徳栄

 地区、県大会計7試合で60得点と圧倒的な打力を誇る花咲徳栄。初戦の2回戦で全国的に注目される好打者・清宮を擁する早実(東京1位)と対戦する。初戦を競り勝てば夏に向けた大きな自信を得る一戦になりそう。

 エース右腕綱脇は春季大会5試合に登板。35回を投げ、防御率1点台と安定した投球内容だった。ただ立ち上がりには不安を残し、関東大会では試合の入りから集中力を高めたい。速球が持ち味の右腕清水、2年生右腕野村も一冬越え、直球の球威が増してきた。

 つながりの良い打線はどこからでも得点を奪える。4番の2年生野村が春季大会4本塁打と爆発力のある打線をけん引。打力が向上した太刀岡を1番に据え、器用な2番千丸が好機を拡大する。下位にも長打を打てる打者が並ぶ。

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