埼玉新聞

 

琵琶湖、猛暑で最も早く無酸素に 湖底生物の死や環境影響懸念

  •  琵琶湖北部の水深約90メートルの深層で確認されたヨコエビの死骸(白い円内)=12日(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター提供)

     琵琶湖北部の水深約90メートルの深層で確認されたヨコエビの死骸(白い円内)=12日(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター提供)

  •  琵琶湖北部の水深約90メートルの深層で確認されたヨコエビの死骸(白い円内)=12日(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター提供)

 滋賀県は25日、琵琶湖北部の水深約90メートルの深層で、9月上旬に酸素濃度が1リットル当たり0・5ミリグラム未満となる「無酸素状態」が確認されたと発表した。現体制での調査を始めた2006年度以降で最も早期の発生で、猛暑の影響で水温が高くなったことなどが要因とみられる。今後無酸素状態が長引けば広範囲で湖底生物が死に、環境への影響が懸念されるという。

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