国民民主党の玉木雄一郎代表は5日のBS11番組で、来年夏の参院選を巡り、立憲民主党との候補者調整には基本政策の一致が前提になるとの考えを示した。「基本政策の一定の合意なくしての調整は有権者に説明できない」と述べた。一方、立民の大串博志選対委員長は動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組で、国民との候補者調整に意欲を示した。
玉木氏は参院選に関し「衆院選と違い、比例代表での復活当選がないので、一定程度、他党との調整が必要になる」と強調。「調整だけでは野合と言われる。外交・安全保障、エネルギー政策や憲法で、ある程度の一致点を見いだした上で調整する」と語った。