<甲子園>聖望学園、きょう大一番 岡部、江口のバッテリー鍵「臆することなく」 大阪桐蔭は「粘り」警戒
2022/08/14/00:00
19年ぶりに初戦を突破した聖望学園は、14日の2回戦で3度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭と対戦する(13時開始予定)。聖望学園の岡本幹成監督と大阪桐蔭の西谷浩一監督がそれぞれの印象や警戒する選手などを語った。
―初戦を振り返って。
聖望学園・岡本監督(以下岡本) 初戦は埼玉大会の戦い方を貫き通すことができた。
大阪桐蔭・西谷監督(以下西谷) 守りのミスもあり、前半思うように攻撃できなかった。1回戦を受けて練習の精度を上げ、鍛え直している。
―相手の印象は。
岡本 強いとしか言いようがない。普段、試合できない相手と甲子園で戦えるチャンスをもらえたことに感謝したい。
西谷 バントやエンドランを、形が崩れても決めてくる「しぶとさ」や「粘り強さ」を感じる。バッテリー中心のチームだと思う。
―警戒する選手は。
岡本 投手力もいい、攻撃力も守備もAクラス。隙がない。警戒する選手は全員。誰かとは考えていない。
西谷 つながりのある攻撃の中で、捕手で主将の江口君は勢いのある選手に感じる。
―自チームで鍵になる選手は。
岡本 岡部、江口のバッテリーが鍵になる。初戦と代わり映えなく、バッテリーが大阪桐蔭に臆することなく攻められたらいい。
西谷 うちもみんなのつながりを大切にしている。初戦、(主将の)星子は結果に関係なくチームを鼓舞していた。チームをうまく導いてほしい。
―意気込みは。
岡本 精いっぱい頑張るだけ。思い切ってぶつかっていきたい。岡部、江口のバッテリーで少ない失点に抑えて、食らい付いていきたいと思う。
西谷 激戦区埼玉を勝ち抜いてきた力がある。しっかり組んで、相手以上にしぶとい野球をこちらもしていかないといけない。