暴力団に人違いで襲われたか…組員ら6人逮捕 路上で男性に殴る蹴るの暴行、現金奪い監禁の疑い 男性打撲
2019/05/31/00:00
白岡市の男性方に強盗に入ったとして暴力団組員の男らが逮捕された事件で、県警捜査4課と久喜署、岩槻署の合同捜査班は30日までに、強盗致傷と逮捕監禁の疑いで、住居職業不詳、指定暴力団神戸山口組系組員(51)ら男3人を新たに逮捕、東京都町田市旭町1丁目、指定暴力団山口組系組員の会社役員(32)ら男3人を再逮捕した。
逮捕容疑は昨年11月14日午前0時半ごろ、蓮田市馬込1丁目の路上で、無職男性(25)に殴る蹴るなどの暴行を加え、現金約1万円入りの財布1個(時価計8万円相当)を奪った上、男性を車に押し込み、同日午後4時半ごろまで横浜市戸塚区のアパートなどで逮捕監禁した疑い。男性は約3週間の打撲などを負った。
県警は13日までに、白岡市に住む貴金属買取会社社員の男性(26)方に強盗に入ったとして、32歳組員ら男3人を逮捕していた。無職男性は白岡市の男性と知人関係にあり、人違いで襲われたとみられる。
同課によると、白岡市の男性と男らは貴金属の売買でトラブルになっていた。関係者に事情を聴く中で、無職男性の被害が発覚した。県警は認否を明らかにしていない。