越谷市は29日、物価高騰の影響を受ける子育て世帯支援として、18歳以下の子どもがいる世帯に対し、所得に関係なく子ども1人当たり1万円を支給すると発表した。対象見込みは2004年4月2日以降に生まれ、今年11月30日時点で18歳以下の5万3600人。今年12月1日から来年3月31日までに生まれた子どもも含まれる。事業費は5億3600万円。

　そのほかに光熱費高騰を受け、省エネエアコン（統一省エネラベル四つ星以上）への買い替えを行った世帯に、対象経費の50％（最大10万円）を支給する。エアコン500台分を想定し、事業費は4千万円。

　それぞれの事業費などを盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案（27億円）を12月1日開会の12月定例市議会に提案する。