埼玉新聞

 

本場ドイツの職人も太鼓判 サイボクがコンテスト2部門で最優秀賞、総合で日本一に 受賞記念でサービスも

  • 大野元裕知事(右から3人目)に受賞を報告したサイボクの笹崎静雄会長(同4人目)=5日、県庁

 日高市の埼玉種畜牧場(サイボク)は、ドイツ食肉連合会が主催する国内におけるハムとソーセージの品質コンテストで、ハム、ソーセージの2部門において最優秀賞杯を受賞。総合部門でチャンピオン杯を獲得して日本一になり、5日に県庁で大野元裕知事に報告した。

 コンテストは2019年の初開催から3年ぶりに実施され、前回も同社がチャンピオン杯を受賞。今回は出品した20製品のうち18製品で金メダルを獲得した。1997年から欧州国際食品品質コンテストにも挑戦して受賞し続けている。

 笹崎静雄会長は「技術を向上し、いつも金メダルを取ることがマストであるのが職人の世界」と強調。「日本の豚は世界一の味。気候風土も全てクリアしないとおいしいものはできない。消費者が支えてくれたおかげ」と話した。

 同社は受賞を記念し、来年1月3、4日で県民を対象に、敷地内にある「サイボクの森・アスレチック」を入園無料にする。

 大野知事は「職人のクオリティーが認められたということで、県に胸を張れるものがあるのはありがたい」と話した。

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