12日午後8時45分ごろ、朝霞市本町2丁目、東武東上線朝霞駅で、市内に住む私立高校3年の男子生徒(18)が森林公園発池袋行き上り急行列車(10両編成)にはねられ死亡した。
朝霞署によると、列車が駅を通過する際、ホーム下の退避スペースから男子生徒が線路内に入るのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。男子生徒は同日夕、自宅から1人で外出していたという。同署は自殺の可能性が高いとみて、詳しく原因を調べている。
東武鉄道によると、事故で同線は上り2本が運休し、最大約140分の遅れが生じ、乗客約600人に影響が出た。