埼玉新聞

 

熊谷市ラグビー祭りに大勢の市民、南アフリカ国歌の合唱練習も 6日の壮行試合で南アフリカ選手ら歓迎へ

  • ラグビー体験教室で高校生ラガーマンらの守備をかいくぐる子ども=1日午後、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園

 20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場の一つ、県営熊谷ラグビー場がある熊谷市の熊谷スポーツ文化公園で8月31日と1日、「熊谷市ラグビー祭り」が開かれた。大勢の市民らが楕円(だえん)球に親しみ、世紀の祭典に心を躍らせた。

 熊谷市ラグビーフットボール協会が主催し、今年で26回目。会場には地元グルメなどのブースが並び、熊谷ラグビー場で6日に日本代表との壮行試合に臨む南アフリカの選手やファンを歓迎しようと、南アフリカ国歌の合唱練習も行われた。

 ラグビー体験教室では、小さい子どもたちが屈強な高校生ラガーマンの守備をかいくぐり、豪快にトライを決めていた。何度も挑戦していた市内の小学1年生、中村槙之介君(6)は「ラグビーは楽しい。早くW杯の試合が見たい」と目を輝かせていた。

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