妖怪博士の荒俣宏さんら審査「本当にいそうな妖怪」 子どもら考案「所沢の妖怪」の絵、入賞が決定
2019/11/05/00:00
所沢市内の小学生を対象に募集していた「角川むさしの妖怪絵コンクール」(角川文化振興財団主催)の入賞作品が10月31日発表された。
「所沢の妖怪」をテーマに募集が行われ、子どもたちが「妖怪の名前」、「特徴」、「いる場所」などを考え絵にした483作品の中から優秀賞4点、準優秀賞6点が選ばれた。
同財団によると学年やクラス単位で取り組んだ学校や全校生徒の4分の1が応募に参加した学校もあったという。
審査は作家で妖怪博士の荒俣宏さんらが担当。荒俣さんは入賞作品について選評で「本当に生きている可能性がある妖怪のイメージ」、「映画で出てきそうな風景を和風にしている」と話していた。
入賞作品は角川武蔵野ミュージアムの公式サイトで見ることができる。また角川武蔵野ミュージアムでの展示や同財団のまちづくりキャラクターに採用されることが予定されている。
入賞者と作品名は次の通り(敬称略)。
【優秀賞】土屋零(和田小1年)ダークネコとちびダークネコ▽明瀬一花(牛沼小1年)ごそづめこぞう▽荒畑杏奈(中富小2年)中とみの風ようかい▽岩崎佑樹(東所沢小5年)九十九龍(くじゅくりゅう)
【準優秀賞】磯部由茉(北小2年)だんごんごん▽桜井優真(東所沢小4年)ガドガワ▽花田柚香(小手指小6年)鬼▽岡田崇盟(林小1年)妖怪だんごあらい▽山谷まい(松井小5年)ぐわっぱ▽渡辺俐紗(上新井小4年)わすれ