埼玉県越谷市は23日、アニキサスによる食中毒を発生させたとして、沖寿司越谷店(同市大里)を食品衛生法に基づき、1日間の営業停止処分などにしたと発表した。
市保健所によると、21日午後5時ごろ30代男性から「飲食店を利用して腹痛などの症状を呈し医療機関を受診したところ、アニサキスが摘出された」と連絡が入った。
保健所が調べると、男性は20日午後8時ごろ、同店で生アジや生イワシなど寿司を食べ、約4時間後に腹痛やじんましんの症状が出た。原因と考えられる鮮魚類が同店に限られることや、潜伏期間などから判断した。男性は快方に向かっているという。