埼玉新聞

 

JR大宮駅東口近くにスーパーホテルプレミア サービスの質高め、他社との差別化を図る 24日開業

  • 24日に開業する「スーパーホテルプレミアさいたま・大宮駅東口」の外観(提供)

 「スーパーホテルプレミアさいたま・大宮駅東口」が24日、さいたま市大宮区宮町に開業する。「スーパーホテル」のブランドで全国展開するスーパーホテル(大阪市)の直営で、県内5店舗目。通常タイプよりやや割高の「プレミア」の施設は初。IoT(モノのインターネット)導入や付加価値の高いサービスで、ビジネス需要のほか、女性や外国人旅行客の集客を図る。

 JR大宮駅東口から徒歩約4分に立地。地上11階建てで、延床面積は約3100平方メートル。客室は全154室で、収容人数は324人。価格帯は約1万円前後。ペーパーレスでのチェックインや自動清算に対応し、客室はタブレットで空調や照明などの操作が可能。女性専用のフロアや客室も用意されている。

 同社では、ビジネスマンだけでなく、女性やインバウンド、若年層も取り込もうと、昨年からブランディングを強化。同ホテルでも看板の刷新や、男女別の天然温泉の完備、有機野菜を使った朝食や体に優しい独自のアメニティなど、サービスの質を高めて他社との差別化を図る。

 同社コンサルタント本部開業担当の平田勇人さんは「来年は(東京五輪が開催される)オリンピックイヤーで、五輪需要や観光需要の伸びしろもある。ワンランク上のサービスでリピーター客を増やしていきたい」と話している。

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