埼玉トヨペット、新ブランド「Green Blaze」を発表 人気車種「アルファード」をベースに差別化
2020/01/17/00:00
埼玉トヨペット(さいたま市中央区、平沼一幸社長)は10日、千葉市の幕張メッセで開催の「東京オートサロン2020」で、新ブランド「Green Blaze(グリーンブレイズ)」を発表した。
同車は人気車種の「アルファード」をベースに、レースチーム「Green Brave(グリーンブレイブ)」で培ったノウハウを詰め込んだコンプリートカー。シャープな印象のリアウイングは、エアロパーツメーカーのクールホールディングス(名古屋市、片岡孝裕社長)と共同開発した。
製品化に向けてはチームのエンジニアも参加。レーシングカー同様、止まった状態の車に風を当て、車体に発生する変化を確認する「風洞試験」を行った。
ボンネットには同社の熟練スタッフによる手彫りのグラインダー加工を施す。足元を引き締めるスペシャルパフォーマンスパーツはレースで実績のあるブランドを採用するなど細部までこだわった。
平沼貴之副社長は「今年5月からトヨタ全車種の併売化が始まる。独自のブランドを通じて差別化を図り、今後も車の楽しみを提供していきたい」と話した。
今月29日より発売。価格は504万4千円から。