埼玉新聞

 

<高校バレー>女子、細田学園が2年ぶり優勝 狭山ケ丘に2―0 始動の遅れもミス少なく、安定感発揮

  • 女子決勝 細田学園―狭山ケ丘 第2セット、細田学園の井上(3)と杉山のブロックが決まる

 (最終日、3日・本庄総合公園体育館)

 男女の決勝などを行い、男子の埼玉栄は3年連続6度目、女子の細田学園が2年ぶり12度目の優勝を飾った。

 埼玉栄は準決勝で春日部共栄に2―0で快勝すると、決勝は正智深谷を2―0で下した。細田学園は準決勝で春日部共栄に2―0でストレート勝ちし、決勝は狭山ケ丘を2―0で退けた。

■冷静にストレート勝ち/細田学園

 女子の細田学園が狭山ケ丘との決勝にストレート勝ちし、2年ぶりの栄冠を手にした。伊藤監督は「始動が遅れて厳しいと思っていたけれど、選手たちは落ち着いていた」と笑みを浮かべた。

 1月の全日本高校選手権に出場したため、新チームのスタートが県内のライバル校よりも遅くなった。それでもミスは少なく、安定感を発揮。決勝は第1セットから並木と手塚のスパイクで流れをつかみ25―19で先取すると、第2セットも要所で井上と杉山のブロックが決まって得点を重ね、25―16で奪った。

 主将の並木は「この優勝を勢いにして、これからもレベルを上げたい」と力を込めた。

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