埼玉新聞

 

<高校野球>実力校倒し8強へ…春日部東―川越東 唯一の公立校とノーシード校の注目カード きょう準々決勝

  • 打率3割5分7厘と好調な川越東の6番山根

    打率3割5分7厘と好調な川越東の6番山根

  • 5回戦以降の組み合わせ(2023夏高校野球・勝ち上がりアリ)

    5回戦以降の組み合わせ

  • 打率3割5分7厘と好調な川越東の6番山根
  • 5回戦以降の組み合わせ(2023夏高校野球・勝ち上がりアリ)

 第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会は25日、県営大宮とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。Aシード昌平、浦和学院などシード勢16校中、7校が勝ち上がり、ノーシードから川越東が8強入り。公立勢では唯一、Dシード春日部東が14年ぶりのベスト8に進出した。甲子園出場切符まであと3勝。終盤戦に突入する準々決勝の見どころを探った。

■新鋭勢い加速、好カード

 ともに実力校を倒し勝ち上がったDシード春日部東とノーシード川越東は注目のカード。

 5回戦でBシード市川越に競り勝ち14年ぶりに8強入りを決めた春日部東は、ここまで12犠打、14盗塁と小技を絡めた野球が最大の武器。毎試合犠打を決めている山本が打線のつなぎ役となる。

 川越東は、16回2/3を投げ3四死球と制球力が高いエース名取と打たせて取る井上が2枚看板。攻めては塁に走者を置いた状態で、ともに打率3割超えの5番河井、6番山根らを迎えたい。

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