埼玉新聞

 

愛した野球に恩返しを…野球グラブよみがえらせる64歳職人 自社製品の名は実家の屋号 上尾の池北工房

  • 工業用ミシンでグラブの指部分を縫い合わせる池北晃明社長=埼玉県上尾市平塚の池北工房

    工業用ミシンでグラブの指部分を縫い合わせる池北晃明社長=埼玉県上尾市平塚の池北工房

  • 自社ブランドのグラブ 「一富士」

    自社ブランドのグラブ 「一富士」

  • 工業用ミシンでグラブの指部分を縫い合わせる池北晃明社長=埼玉県上尾市平塚の池北工房
  • 自社ブランドのグラブ 「一富士」

 野球の重要な道具の一つ、グラブ。長年使い込んだ手になじむグラブはまるで自分の体の一部のように愛着を感じる人も多いだろう。そんなグラブの制作、修理をする職人が埼玉県上尾市にある池北工房の池北晃明社長(64)。北は北海道から南は沖縄まで、全国の専門店から、ボロボロになったグラブが送られてくる。「自分のグラブを長く使い続けたいという気持ちを大切にしてよみがえらせたい」と修理にも真摯(しんし)に取り組む。

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