埼玉新聞

 

「ありがたい協力」即売会などが中止、行き場失った花を役場に 杉戸農高生ら栽培の千鉢、花壇に定植

  • 杉戸農業高校園芸科の生徒らが寒さに強い草花を植栽(杉戸町役場提供)

 寒さが本格化する中、埼玉県杉戸町役場の花壇が耐寒性の強いパンジーやビオラ、ハボタンに植え替えられ、来館者の目を楽しませている。杉戸農業高校園芸科の生徒らが、栽培した約千鉢の花を植栽。一年草で春先まで楽しめるという。

 今年は、コロナ禍により園芸即売会などが中止となったため、町と同校が連携し行き場を失った花を役場の花壇に定植することになった。古谷松雄町長は「町民にとってもありがたい協力。来館者が花を見て元気になってもらえれば」と話している。

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