埼玉新聞

 

350年で初めて引っ越し 熊谷・平戸の大仏、本堂修繕で移動 17世紀に製作、仏像自体の傷みも判明

  • 源宗寺本堂で安置されていた2体の大仏像の移動作業(熊谷市江南文化財センター提供)

 老朽化した埼玉県熊谷市平戸の源宗寺本堂の修繕に向け、安置されている市指定有形文化財「木彫大仏坐像」を敷地内の仮小屋に移動させる作業が行われた。製作から約350年が経過した仏像の初めての“お引っ越し”で、仏像自体の傷みも判明した。

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