埼玉新聞

 

深谷コミュニティFM「ふかやエフエム」、4月1日に開局 周波数88・5メガヘルツ 恋愛アドバイスも

  • 4月1日開局の深谷コミュニティFMをアピールするスタッフ

 埼玉県深谷市内を放送エリアとする深谷コミュニティFM(伊藤真治代表)が4月1日に開局する。名称は「ふかやエフエム」。同市緑ケ丘のビル2階にスタジオを構える。統括本部長の田部井透さん(42)は「このFМが市民の皆さんの懸け橋となって地域の活性化につながっていけるように頑張りたい」と意気込んでいる。

 コミュニティFМは市町村単位で地域住民が主体となって開設、運営していく超短波放送局。県内12番目の開設で、周波数は88・5メガヘルツ。愛称は「FMふっかちゃん」。市政や市民が気になる情報、地域の話題などを届け、災害情報も伝え、住民が必要とする情報を提供していく。

 放送は24時間。平日の午前9時~同10時55分と午後2時~同55分、午後9時~同10時がオリジナル番組になる。昼間は生放送、夜が収録放送になる。

 パーソナリティーは20代前半から60代前半の20人。恋愛などのアドバイスや深谷の四季を紹介したり、リラックスできるヨガなど自身の経験や体験、特技などを番組に盛り込んでいくという。市内スーパーマーケットのお買い得商品の紹介も予定。全国コミュニティFMの番組も紹介しながら放送を構成していく。

 放送ディレクターの大沢正基さん(41)は「多くの人に聞いていただけるように楽しい内容で皆さんにプラスになる情報をお届けします」と話している。

 開局は午後2時から。同5時までが開局特番で、市長や深谷商工会議所会頭、ふかや市商工会長などが出演し記念対談を行うほか、パーソナリティーによる番組紹介をしていく。ボランティアスタッフも募集中。

 問い合わせは、同FM(電話048・551・0885)へ。

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