安倍氏銃撃2年、凶弾余波いまも 高額献金、被害救済は道半ば
2024/07/08/03:30
安倍晋三元首相が奈良市で選挙の応援演説中に銃撃され、死亡した事件から8日で2年となった。現場には献花台が設置され、多くの人が訪れた。事件を機に、旧統一教会の高額献金問題や「宗教2世」の厳しい境遇が社会の注目を集めたが、再発防止や救済は道半ば。演説の警備の在り方にも影響を与えた。社会に突き付けられた課題は大きく、「凶弾の余波」はいまも続いている。