埼玉新聞

 

退任慰労金の減額「適法」 テレビ宮崎前社長敗訴確定

  •  上告審判決後、記者会見するテレビ宮崎の寺村明之社長=8日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

     上告審判決後、記者会見するテレビ宮崎の寺村明之社長=8日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

  •  上告審判決後、記者会見するテレビ宮崎の寺村明之社長=8日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 退任慰労金を不当に減額されたとして、テレビ宮崎(宮崎市)の渡辺道徳前社長(78)が同社と寺村明之社長(68)に減額分など計2億350万円の支払いを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は8日、減額を決めた取締役会の決議を適法として、渡辺氏の請求を棄却した。同社側に全額の支払いを命じた一、二審判決を取り消し、渡辺氏の逆転敗訴が確定した。

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