ビル爆破「ずさんな作戦だった」 三菱事件50年、関係者が批判
2024/08/30/05:00
東アジア反日武装戦線の一グループ「狼」が1974年8月30日に起こした三菱重工ビル爆破事件について、別グループ「さそり」の黒川芳正受刑者(76)が共同通信の文書取材に応じ、8人が死亡、多数の負傷者が出た結果を「失敗だった。極めて詰めの甘いずさんな作戦だった」と指摘した。発生50年となる事件を関係者が批判的に振り返った。