3日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸し、上げ幅は一時200円を超えた。外国為替市場で円安ドル高が進み、業績の伸びが期待できる自動車などの輸出関連株に買い注文が広がった。
午前終値は前日終値比86円93銭高の3万8787円80銭。東証株価指数(TOPIX)は16・75ポイント高の2732・74。
円相場が一時1ドル=147円台まで下落したことが好感され、電機株なども買われた。長期金利が上昇傾向にあることから、利ざやの改善が期待できる銀行や保険などの金融株も上昇した。前日に発表した8月の既存店売上高が堅調だった百貨店などの小売業も相場を下支えした。