スクラップ工場で火災、作業の男性がやけど 近くの小学校、下校時間と重なり保護者が送迎する対応/久喜
2019/04/20/00:00
19日午後2時55分ごろ、久喜市桜田5丁目、スクラップセンター「丸栄」から出火、積まれていた車両やスクラップ材が燃えた。
久喜署によると、従業員男性がタワークレーンの下から火が出ていることに気付いて119番。クレーンの溶接作業をしていた男性(67)がやけどで軽傷を負った。
◇
現場は工業団地の工場や会社が建ち並ぶ一角。スクラップの山から炎が上がり、黒煙が吹き上げた。下校時間と重なり、近くの小学校では保護者が子どもを送迎する対応を取った。
近隣の工場で働く60代男性は「気付いたら炎が上がっていた。消防が駆け付けるまでに時間がかかった。通報が遅れたのかもしれない」と心配そうに現場を見詰めていた。