埼玉県などは16日、新型コロナウイルスに感染していた1人の死亡と、新たに2766人の感染を確認したと発表した。新規感染者は先週土曜日から893人減少し、2日連続で前週の同一曜日を下回った。県によると感染者の内訳は、県発表が1723人、さいたま市503人、川口市280人、川越市97人、越谷市163人。

　これまでに確認された感染者は48万1636人（チャーター便帰国者含む）、死者は1410人（16日午後7時現在）。

　15日夜時点の重症者は13人、感染者の入院は781人、ホテル療養790人、自宅療養2万1141人。退院・療養終了は45万1536人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学児～100代の男女1809人。うち、みなし陽性者は44人。ワクチンを3回接種していた人は10～100代までの男女195人。

　クラスター（感染者集団）は、障害者施設で入所者11人が感染するなど、新たに2カ所で確認された。また、会食関連では30～40代の男女3人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100歳以上の男女503人。このうち、6人が中等症となっている。

　川口市によると、新たに10歳未満～80代の男女280人の感染が判明した。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女97人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は1人。

　越谷市によると、90代以上の男性1人が7日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女163人。