埼玉新聞

 

怒り…猛スピードで小学生の体ギリギリを走る車続々 通学路が渋滞回避の抜け道化 交通取り締まり強化へ

  • 登校する児童らと通行禁止違反の切符を切られている車=6月17日午前7時40分ごろ、志木市下宗岡4丁目

  • 歩行者および自転車専用の主標識(上)と平日午前7時半~8時半のみ適用を示す補助標識。この標識の場合、平日午前7時半~同8時半までは、歩行者と自転車のみ通行可の意味となる

 児童の登校時間帯に車両通行が禁止される「スクールゾーン」に侵入する車が後を絶たない。標識と路面標示でスクールゾーンの存在を知らせているものの、渋滞回避の抜け道として利用するドライバーも。昨年6月28日には、千葉県八街市で下校中の児童5人が死傷する事故が発生した。県警は重大事故につながりかねないとして、通学路での通行禁止違反の取り締まりを強化。「交通規則を守って運転してもらいたい」と呼びかけている。

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