埼玉新聞

 

「よいお年を」高校生ら、手作りのミニ門松配布 100個を製作、皆野の国道休憩所で運転手らに

  • 手作りしたミニ門松を運転手に配布する生徒たち=28日午後1時25分ごろ、皆野町下田野の秩父やまなみ街道の休憩所

 埼玉県皆野町大渕の県立皆野高校の生徒たちが28日、同町下田野の秩父やまなみ街道(国道140号皆野寄居有料道路)の休憩所で、手作りしたミニ門松を運転手に配布した。

 県道路公社による地域連携事業で、今回で8年目。今年は同校の1、3年生が16、17日に作業を実施した。使用した材料は同公社管理用地の間伐材を活用。竹を3本に切って土台に固定後、縄でしばって100個を製作した。

 配布には生徒会などの1、2年生計7人が参加。新型コロナウイルス感染防止策も行いつつ、生徒たちは「よいお年をお迎え下さい」などと話し掛けながら、運転手たちにミニ門松を配布した。

 参加した生徒会副会長で2年生の藤原秋穂さん(17)は「竹を切ったりするのが大変だったけど、受け取ってもらえてうれしかった」と話していた。

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