16日午後9時35分ごろ、春日部市中央1丁目、東武野田線の踏切で、大宮発柏行き下り普通列車（6両編成）と、市内に住むアルバイト男性（22）のスクーターが衝突した。男性や乗客、乗員にけがはなかった。

　春日部署によると、男性が踏切の手前でバランスを崩したところ、スクーターだけが線路内に進入し、列車と衝突したという。男性は「手元が狂ってバイクが進んだ」と話しているという。近くに住む男性が110番。列車は25分後に運転を再開した。同署が当時の状況を詳しく調べている。