13日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時、300円を超えた。外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した売り注文が優勢だった。
午前終値は前日終値比326円17銭安の3万6507円10銭。東証株価指数(TOPIX)は21・79ポイント安の2570・71。
平均株価は小幅に上昇して始まった後、マイナス圏に沈んだ。円高による業績への悪影響が懸念される輸出関連株が下落した。長期金利の低下で利ざや改善期待が後退した金融株も軟調だった。
一方、半導体関連銘柄の一角には買い注文が入った。