埼玉県などは9日、新たに37人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。土曜日の感染者数が40人を下回るのは29人だった昨年10月31日以来。45日間連続で前週同曜日を下回った。新規感染者の内訳は県発表が22人、さいたま市8人、川口市2人、川越市1人、越谷市4人。

　これまでに確認された感染者は11万5211人（チャーター便帰国者含む）、死者は1014人（9日午後6時現在）。

　9日午後9時時点の重症者は31人、感染者の入院は242人、ホテル療養140人、自宅療養275人。退院・療養終了は11万3488人。

　県によると、9日に感染の詳細が判明したのは前日午後分を含め10代未満～70代の男女23人。複数人の感染が確認されている県内大学運動部で新たに10代女子学生が感染し、計10人となった。ワクチン2回接種済では20～70代の男女6人が感染し、いずれも重症化していない。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10～80代の男女8人。5人が軽症、3人が無症状。

　川口市によると、感染が判明したのは20、50代の男性2人。

　川越市によると、新たに感染が判明したのは、60代のアルバイト女性1人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10～30代の男女4人。