来年9月に東京で開催される陸上の世界選手権のマラソンと競歩のコースが14日、都内のイベントで発表された。ともに主会場の国立競技場発着。マラソンは昨年のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」のコースをベースに、銀座や皇居などの名所を巡る。
約8キロからは、折り返しが3度ある1周約13キロの周回コースを2周する。MGCを制してパリ五輪に出場した男子の小山直城(ホンダ)は37キロ付近から40キロ付近までの上り坂をポイントに挙げ「比較的フラット(平たん)で、スピード勝負になるのかな。暑さ対策をしっかりやらないといけない」と予想した。