競泳女子個人メドレーで2021年東京五輪2冠の大橋悠依(28)=イトマン東進=が14日、佐賀県SAGAサンライズパーク水泳場で行われた国民スポーツ大会の成年女子200メートル個人メドレーを2位で終え、現役を退いた。涙を流しながら「心の底から楽しめて、最後としていいレースだった。夢のような競泳人生だった」と語った。
滋賀・草津東高から東洋大に進み、平井伯昌監督の下で成長。世界選手権は17年に200メートルで2位、19年に400メートルで3位となった。東京五輪では日本の女子選手として初めて夏季五輪1大会で複数の金メダルを獲得した。