【シンガポール共同】週明け16日のアジアの外国為替市場で円が対ドルで上昇し、円相場は一時1ドル=139円台半ばを付けた。2023年7月以来、約1年2カ月ぶりの円高ドル安水準。米FRBが17、18日に開くFOMCで大幅利下げを決め、日米金利差が縮小するとの観測から円を買ってドルを売る動きが優勢となった。
円相場はシンガポールの午後3時(日本時間午後4時)現在、1ドル=139円85銭近辺で取引された。今年7月半ばには1ドル=161円台で取引されており、約2カ月間で20円超の円高ドル安が進行したことになる。