埼玉新聞

 

100歳以上、9万5119人 54年連続で増加、女性が88%

  •  都道府県別10万人当たり100歳以上高齢者数

     都道府県別10万人当たり100歳以上高齢者数

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 「敬老の日」(今年は16日)に合わせ、厚生労働省は17日、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万5119人になったと発表した。昨年から2980人増え54年連続で増加。全体のうち女性が8万3958人と88・3%を占めた。男性は1万1161人。最高齢は兵庫県芦屋市の116歳女性だった。

 老人福祉法で「老人の日」と定めた9月15日時点で100歳以上の高齢者の数を、1日時点の住民基本台帳を基に集計した。昨年からの増加数は男性が625人、女性は2355人。2024年度中に100歳になる人の人数は4万7888人(前年度比781人増)だった。

 女性の最高齢は芦屋市の糸岡富子さんで、1908年5月23日生まれの116歳。男性は静岡県磐田市の水野清隆さんで、1914年3月14日生まれの110歳。

 人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は76・49人。都道府県別では島根が12年連続最多で159・54人。次いで高知が154・20人、鹿児島が130・73人だった。埼玉が45・81人で最も少なかった。

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