埼玉新聞

 

竜のしっぽ、近隣のカニ料理店に 大阪の金龍ラーメン、訴訟で撤去

  •  「金龍ラーメン」の竜のしっぽがカニのはさみ部分に取り付けられた、「大阪かに源 道頓堀店」の立体看板=17日午前、大阪・ミナミ

     「金龍ラーメン」の竜のしっぽがカニのはさみ部分に取り付けられた、「大阪かに源 道頓堀店」の立体看板=17日午前、大阪・ミナミ

  •  「金龍ラーメン」の竜のしっぽがカニのはさみ部分に取り付けられた、「大阪かに源 道頓堀店」の立体看板=17日午前、大阪・ミナミ

 大阪市の繁華街・ミナミにあるラーメン店「金龍ラーメン道頓堀店」の運営会社「金龍製麺」は17日、訴訟を受けて撤去した看板の竜のしっぽについて、約15m離れたカニ料理店「大阪かに源」の立体看板に期間限定で取り付けた。隣接する土地所有者との訴訟で大阪高裁が5月、隣接地にはみ出ているとして撤去を命じる判決を出していた。

 新たに取り付けたのは今年8月にオープンした「大阪かに源 道頓堀店」。同店の立体看板であるカニのはさみ部分に、撤去したしっぽを挟み込んだ。

 金龍ラーメン道頓堀店には巨大な竜の顔や胴体があり、側面の壁からしっぽが飛び出していた。今年8月、しっぽ部分を切除して撤去した。

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