埼玉新聞

 

能登の地盤沈下、稲作に塩害 地震から半年後、田に海水流入

  •  七尾湾で潮位の上昇について話す福田教導さん=13日、石川県七尾市

     七尾湾で潮位の上昇について話す福田教導さん=13日、石川県七尾市

  •  七尾湾で潮位の上昇について話す福田教導さん=13日、石川県七尾市

 元日の能登半島地震で被災した石川県の沿岸部で、地盤沈下した農地に、約半年が過ぎた夏ごろになって潮位上昇に伴い海水が流れ込むようになり、塩害が発生していることが18日、分かった。複数地区の田んぼで稲が枯れる被害があり、県が実態を調査。農家は土のうを積むなどの応急対策を進める考えだが、本格的な復旧は長期化する恐れがある。

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