スポーツ庁の室伏広治長官は18日の定例記者会見で、パリ五輪・パラリンピックで好成績を収めた日本選手団の活躍について「選手が限界に挑む姿は多くの方に勇気と感動をもたらした」とたたえた。
五輪では国が重点支援したレスリングなどがメダルを量産し「戦略としてうまくいった。今後も的確に予算を講じたい」と述べた。パラでは東京大会を上回る14個の金メダルをマーク。五輪競技と共用の強化拠点として2019年に利用が始まった味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)イーストに触れて「五輪パラ一体で取り組めたことが大きい」と手応えを語った。