レバノンで起きた通信機器の一斉爆発に関して、大阪市の通信機器製造「アイコム」は19日、自社のトランシーバーが使われた可能性があるとの見方を示した。すでに生産を終了した製品という。海外での販売ルートなど詳細を調査している。
安全保証貿易本部の榎本芳記本部長は共同通信の取材に「偽物の可能性も否定できないが、自社製品の可能性があり、その場合はIC―V82という機種だ」と述べた。
画像を見た範囲では電池部分の損傷が激しいため「製品の入手後、爆発するよう改造した電池に入れ替えたのではないか」と推察している。