埼玉新聞

 

東大寺僧坊、同位置で再建 火災3度、礎石12個出土

  •  東大寺の僧坊跡から出土した柱座を持つ礎石(中央左)。うっすらと円形の柱座が確認できる=19日午前、奈良市

     東大寺の僧坊跡から出土した柱座を持つ礎石(中央左)。うっすらと円形の柱座が確認できる=19日午前、奈良市

  •  東大寺の僧坊跡から出土した柱座を持つ礎石(中央左)。うっすらと円形の柱座が確認できる=19日午前、奈良市

 東大寺(奈良市)は19日、大仏殿北側の僧坊跡の発掘現場を報道陣に公開した。僧坊は奈良時代に建立されてから3回にわたり火災に見舞われ、2度建て直されていたことが記録から分かっているが、創建時から礎石の位置は変わらず、繰り返し同じ位置に建てられたとみられることが分かった。

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