2026年愛知・名古屋アジア大会の準備状況を監督するアジア・オリンピック評議会(OCA)の第2回調整委員会が19日、名古屋市内で始まった。会議は非公開で、大会組織委員会は選手の宿泊拠点としてクルーズ船を活用する計画の進捗などを報告したとみられる。委員らはクルーズ船の停泊予定地である名古屋港金城ふ頭周辺の視察も行った。
最終日の20日の会議後に調整委の代表や組織委の村手聡事務総長らが記者会見する。19日で開幕まで2年となった大会は五輪より多い41競技を実施し、約1万5千人の選手らの参加を見込む。スポンサー集めや物価高騰による大会経費の増大が課題となっている。