あべのハルカスに入る近鉄百貨店本店と高島屋大阪店が20日、おせち料理の店頭予約受け付けを始め、関西でのおせち商戦が本格的に幕を開けた。各社は多様化する需要を見据えて伝統にとどまらない豊富な品ぞろえを展開。定番品に加えてもう一つ購入することを想定したスイーツや、肉だけを詰め込んだお重、ペット用など、個性的な商品を充実させた。
近鉄百貨店は、物価高を受けた節約志向に応えようと、近鉄オリジナルおせちとして初めて本体価格1万円以下のお得な2人用を用意。「ハレの日」にふさわしい10万円以上の高級品は約20種類販売する。