大樹生命保険は20日、業務委託先の企業がサイバー攻撃を受け、最大約7万人分の顧客の個人情報が流出した可能性があると発表した。大樹生命は実際に情報流出があったかどうかを調査しており、「ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」としている。
サイバー攻撃を受けたのは、大樹生命が保険契約の内容をまとめた冊子の配送業務などを委託していた「倉業サービス」(埼玉県三芳町)。
倉業サービスは12日にサイバー攻撃を受け、18日に大樹生命に報告。その後に情報流出の可能性があることが分かった。流出の可能性があるのは、2021年10月以降に冊子の配送を希望した人という。