埼玉新聞

 

日本人学校に千束超える献花 中国人ら男子児童に哀悼の意

  •  刺殺された男子児童が通っていた日本人学校の講堂で保管されている、中国人らから贈られた花束=20日、中国広東省深セン市(深セン日本人学校提供、共同)

     刺殺された男子児童が通っていた日本人学校の講堂で保管されている、中国人らから贈られた花束=20日、中国広東省深セン市(深セン日本人学校提供、共同)

  •  刺殺された男子児童が通っていた日本人学校の講堂で保管されている、中国人らから贈られた花束=20日、中国広東省深セン市(深セン日本人学校提供、共同)

 【深セン共同】中国広東省深センで日本人の男子児童が刺殺された事件で、男児が通っていた日本人学校に20日までに計千以上の花束が贈られたと学校側が明らかにした。ほとんどは現地の中国人が贈ったもので、哀悼の意を示す人が後を絶たない。

 「天国で安らかに」などとメッセージが添えられたものもある。インターネット上では事件を巡り反日的な書き込みも少なくないが、市民は子どもが犠牲となった事件に衝撃を受けている。

 花束は冷房が効いた講堂で保管している。その様子を撮影した写真が遺族に送られた。

 日本人学校には保護者からの要望で献花台が設置された。保護者らが続々と花を持って学校を訪れた。

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