JR四国は20日、列車の車軸に車輪を取り付ける作業で、社内の目安値を上回る圧力をかけた例が124本、下回ったものが少なくとも8本あったと発表した。データの改ざんはなかったとした。JR貨物の不正問題を受け、社内調査の途中経過として発表した。24日にも最終結果を公表する。
目安値を下回った車両は車輪が外れる恐れがあるとして運用を取りやめた。
同社によると、全409両で調査を実施し、2014年以降のデータを確認した。データは修正できない仕様のため、改ざんはないとしている。上回ったデータの確認は完了し、下回った車軸の本数について点検を進めている。