埼玉新聞

 

歩行者デッキが開通 2つの商業施設をつなぐ 埼玉・所沢市 児童らが渡り初め 所沢駅前の回遊性が高まる

  • 歩行者デッキを渡る児童ら=18日、所沢市東住吉

    歩行者デッキを渡る児童ら=18日、所沢市東住吉

  • 歩行者デッキを渡る児童ら=18日、所沢市東住吉

 所沢駅西口の商業施設「ワルツ所沢」と24日開業の「エミテラス所沢」をつなぐ歩行者デッキが18日に開通し、安全祈願と渡り初めが行われた。所沢市立南小の児童らが市のマスコットキャラクター「トコろん」と共に初めてデッキを歩いた。

 ワルツとエミテラスをつなぐデッキは全長約40メートル、幅約6メートルで、エレベーターも設置。開通により、駅からワルツ内を通ってエミテラスに向かうことができるようになった。さらにエミテラスと隣の高層マンション間も歩行デッキが開通し、駅前の回遊性が高まる。

 県道の上にかかり、近隣住民からは「横断歩道が少ないので安全」という声もあった。1年生の加藤知遼さん(6)は「にいに(兄)と一緒に渡れたらうれしい。(ワルツとエミテラスの)どっちに行こうか迷っちゃう」と笑顔だった。

ツイート シェア シェア