安倍晋三元首相が21日、さいたま市大宮区のJR大宮駅西口で行われた自民党公認候補の応援演説に駆け付け、アフターコロナを見据えて雇用を重点課題に掲げ「もう一段、思い切った財政政策をちゅうちょなく行わなければならない。(経済を)しっかりと前へ進めていこう」と呼び掛けた。
安倍氏は昨年の政権時代に行った約230兆円の経済対策について「失業率は2・8%と世界でも低い水準に抑えることができた」と成果を強調。またアベノミクスで「200万人の正規雇用を生み出した。まっとうな社会と経済を取り戻すことができた」と力を込めた。